2021年1月現在 TransferWiseを使ってマレーシアから日本へ海外送金する方法

TransferWiseの日本語サポートにメールで問い合わせて得た回答をまとめました。

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結論は、

・TransferWiseへの登録住所をマレーシアに変更する。

  ※ただし日本からマレーシアへの送金は
   できなくなります。
   また日本の住所なら利用できる
   マルチカレンシー口座も利用できなくなります。

・今までTransferWiseと取引のない人なら、
  マレーシアで新たに口座開設する。

  ※マレーシアで口座開設した口座では、
   マルチカレンシー口座は利用できません。

なら、今まで通り、TransferWiseを利用して
マレーシアから日本へ海外送金できます。

【お断り】
わたし自身すぐにTransferWieseと取引のない親族で
口座開設する予定はありません。
それでこの回答に従って手続きしてトラブルがあった場合、
ご自身でTransferWiseに連絡して解決してください。


では、質問と回答をまとめます。

【質問1】
以前にマレーシアの住所で口座開設した人は、
今もマレーシアからの銀行口座あて海外送金は
できないのでしょうか?

回答:
マレーシアのご住所でアカウントに
ご登録された方については、
マルチカレンシー口座はご利用いただけませんが、
通常の送金機能として、マレーシアリンギット建ての
銀行口座からの送金(MYR→JPYなど)はご利用いただけます。

その一方で、マレーシアのご住所でアカウントに
ご登録されたお客様において、
日本円建ての日本にある銀行口座からの送金(JPY→MYR)は
ご利用いただけません。


【質問2】
マレーシアでこれから新たにTransferWiseに口座開設して
日本の銀行口座へ送金できますか?
 ※日本のパスポートがある同居家族は
  御社に口座がないので、
  ふさわしい書類を提出して
  マレーシアから日本への送金が
  できると助かります。

回答:
MYR→JPYの送金をご希望の場合は、
アカウントをマレーシアのご住所でご登録いただき、
初回送金時に日本のパスポートを使って
ご本人確認を行っていただければと存じます。
MYRからの送金で必要な本人確認手続きについては、
こちらのページも併せてご確認ください。


【質問3】
日本からマレーシアに住所に変更すると、
マレーシアの銀行からマレーシアリンギットを入金して
マレーシアから日本の銀行口座へ送金することができますか。

回答:
可能でございます。
MYRからの送金の場合、入金方法として銀行振込、
デビットカード、 FPXからお選びいただけます。
マレーシア・リンギット(MYR)の送金について
よくある質問
もご参考ください。


【質問4】
日本からマレーシアへの住所変更には、
どのような書類を求められますか。
日本へ帰国後日本の(どこかわかりませんが)
住所に戻すこともできますか。
そのさい、もう一度マイナンバーの確認を
求められますか。

回答:
日本からマレーシアのご住所へ変更の際には、
マレーシアのご住所を確認できる書類
(お客様名義で発行されているもの)が必要です。
住所確認にご使用いただける書類は以下の通りです。

・公共料金の領収証 - 電気、ガス、
  電話(携帯電話の領収証は不可)
・銀行もしくはクレジットカード会社の明細書
  (写真もしくはスキャンしたPDF)
・住民税の納税通知書、
  英国歳入税関庁(HMRC)からのお知らせ
・車両登録証
・運転免許証(有効期限内、かつ住所記載のもの)
・他金融機関や政府機関発行の書類

 ※いずれの書類も発行日が確認でき、
  有効期限がある場合は
  有効期限内である必要がございます。

日本のご住所へ戻されること自体は可能です。
その際には、マイナンバー関連書類と、
その時点で有効な日本の身分証明書の提出が
再度必要となります。

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追加情報
マルチカレンシー口座間での送金ができなかったトラブルに対する回答

質問:
わたしのように、御社のサービスを
2ヶ国以上で利用できる顧客は
日本のマルチカレンシー口座間の送金が
確実にできるようになったのでしょうか。

回答:
まず、マルチカレンシー口座間の送金については、
送金者・受取人の両方がマルチカレンシー口座を
利用可能な国の住所で登録されている場合、利用可能です。
この機能(マルチカレンシー口座間の送金) 自体は、
日本でのマルチカレンシー口座の正式ローンチ以前に
リリース済みでございます。

機能の詳細についてはこちらのページ (https://transferwise.com/ja/help/articles/2978055/transferwise%E5%86%85%E3%81%A6%E3%81%8A%E5%8F%8B%E9%81%94%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E9%80%A3%E7%B5%A1%E5%85%88%E3%81%AE%E5%90%8C%E6%9C%9F%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6) をご参照ください。

※ブログ管理者の追記
 昨年日本でマルチカレンシー口座が始まった時の
 日本に加えて他の国でも登録してる顧客が
 最近まで利用できなかったトラブルに対する
 お詫びはまったくありません。
  参考情報 2020.10.17
  【緊急】TransferWise 日本へ送金できるか確認!+マルチカレンシー口座間送金はできる??

以上です。


  トランスファーワイズ(TransferWise)の口座開設は


    →TransferWiseからできます。

TransferWiseで日本へ送金できない!!日本のマルチカレンシー口座間送金ができない!

最近、日本でも
TransferWiseのマルチカレンシー口座を
利用できるようになったら

なんと、TransferWiseを利用して

1.マレーシアから日本へ
   海外送金できなくなりました。(汗!


2020.1105tr1.png

2.マルチカレンシー口座あて送金ができない!
(日本だけでの利用者は問題なし。)

2020.1105tr2.png
 ※わたしは日本に加えマレーシアでも
  TransferWiseを登録しています。

ことがわかりました。


1.マレーシアから日本へ海外送金できない。

(1)送金しようとすると以下の画面になり、

El_LmA9VMAAhQ_Q.png

下に赤い字で
Sorry, Japan residents
 must use a pre-funded balance
 to send from a non-JPY currency.
 Please set up and top up
 your desired currency balance first.

と表示されます。

(2)やむを得ないので、アプリから
リンギット残高に追加をするため 
Add をクリックします。
(画像の100RMは以前日本円から両替)

El_Na8vVgAAwy_c.png

ところが、なんとマレーシアリンギットが
見つかりません。💧

El_OqKTUYAMXlhk.png El_OrRwVkAAW6os.png

つまり、突然、TransferWiseを利用して
日本へ海外送金できなくなりました。💨

まったく連絡もなく
日本へ送金しようとしたら
使えないことがわかる!
レベルの低いサービスに呆れます。


2.マルチカレンシー口座間での送金ができない!
 (日本だけでの利用者は問題ありません。)

日本でTransferWiseを利用する友人から
わたしのTransferWiseの
マルチカレンシー口座に送金できたので、
わたしも利用できるかテストしようと
残高から送金する方法についての指示に従って
この友人のTransferWiseマルチカレンシー口座へ
米ドル口座へ送金しようとしました。

2020.1105tr3.png

でも、できません!!💦

日本語サポートにたずねても
要を得ない回答です。
(日本で口座開設した人だけに対応し、
 日本に加え他の国でも利用する顧客に
 対応できないのでしょう。)

やむなくTransferWiseの
ツイッターアカウントに質問しました。

すると、
マルチカレンシー口座のサービスが始まる前に
日本で規制が加えられたために
このような不便さが始まったとのことです。

おまけに、
『マレーシアでの利用を取り消したら
マルチカレンシー口座間で送金できるか?』
とたずねても返事がありません。
【参考情報】
 Revolutの会員間送金、国内送金とその他サービス


実際に海外からの送金や
マルチカレンシー口座を利用するとき
初めて問題がわかる。
何の連絡もなく、質問に答えられない
サポートには呆れるだけです。

新興のフィンテック企業は
以前ほどの勢いがないので
サポートに人材や資金を
当てられないのでしょう。
 参考情報 
 コロナショックはチャレンジャーバンクにも試練!

どこまでその金融機関に頼り
利用するかは、
個人個人が考えて決定する時代です。

【参考情報】 
〇どこまで金融機関を信頼するかの一例
不特定多数からお金を受取ていると
銀行は、突然口座を凍結することがあります。
 法律事務所ミライト・パートナーズのブログ 
 「疑わしい取引」を理由とする預金口座の凍結等について
メインの銀行では、
そんな取引をしないようにしましょう。







TransferWiseを利用したマレーシアから日本への海外送金

TransferWiseを使って
マレーシアから日本への送金に挑戦しました。

トランスファーワイズ(TransferWise)の場合

『マレーシアに銀行口座があれば、
日本のパスポート本人確認ができ、
マレーシアから日本への海外送金ができる。』

のです。

〔参考情報〕
日本と同じ銀行名でも、海外銀行は別法人のため
現地の銀行に口座がなければ日本へ送金できません。
そして海外の邦銀はたいてい個人口座を受け付けません。


午後1時過ぎにに入金と本人確認ができたら
翌朝には日本の銀行口座に届いていました。

日本へ約5万円の海外送金にかかった手数料は
送金額の1.2%わずか630円程度、
下手をすると日本の国内送金より安い手数料です。💕
 
共同名義口座からの送金に注意〕
マレーシアのTransferWiseへの送金金額はOKでしたが
私本人からの送金と確認できませんでした
きっと共同名義口座から送金したことが関係するのでしょう。
 参考サイト TransferWise 
 What will you need for joint account verification?

 joint account.png

【共同名義口座から送金したときの対処方法】
1.以下の詳細を全て含む振込証明書のPDF、
またはオンラインバンキングの
スクリーンショットを用意します。
 ・TransferWiseへの振込手続き履歴
 ・銀行口座情報(口座番号など)
 ・口座名義

2.TransferWiseにログインする。
先にログインしておかないと、
 TransferWiseより届いたメールから
 本人確認書類をアップロードするページが
 開きません。)

3.TransferWiseから届いたメールから
送金証明書を送付する をクリックし
(下の画像:クリックすると拡大)

2019.201.png

4.1.の書類をアップロードします。

5.以下の画面になります。
(下の画像:クリックすると拡大)

2019.202.png

6.TransferWiseにログインし
以下の画面になれば本人確認が完了し
日本への送金手続きが進んでいます。
日本の銀行口座に届くのを待ちます。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191121_144942.jpg




トランスファーワイズの口座開設は

  →TransferWiseからできます。

 ダウンロード.png


では、その流れをまとめます。

〔お断り〕
TransferWiseの二段階認証の説明を読むと
アプリの利用をすすめています。
(下の画像:クリックすると拡大)

 TW二段階認証.png

ところがIphoneのアプリでは、
 ・送金通貨 マレーシアリンギット
 ・受取通貨 円
を選べませんでした。(2019/11/20現在)
それでアンドロイドアプリをインストールし
日本への海外送金の手続きをしました。


マレーシアから日本への送金手続きは
以下の通りです。


1.アプリのインストールとログイン
最初に以下の画面になりましたが、
今回は見送りました。
 ※後で手続きできます。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_134557.jpg


2.送金額を入力し、送金通貨としてMYR
受取り通貨として円を選びます。
 ※円での受取額、手数料は自動的に表示されます。
  また円での受取額を入力すると
  自動的にリンギットでの払込額が表示されます。
  日本での受取額を指定することができるのは助かります。


そして 続行する をクリックします。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_134713.jpg


3.どなたに送金されますか?の画面で
送金先を登録もしくはリストから選びます。
 ※今回は登録済みの自分の口座を選びました。

新たな送金先へ送金する場合、
送金先を登録してください。
 ※受取人のメルアドしかわからなくても
 送金先を登録できます。
 →TransferWise 
  メールアドレス宛の送金について

(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_134842.jpg

4.送金内容の確認をし、確認をクリックします。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_134857.jpg

5.はじめてのマレーシアからの送金のためか
本人確認になります。
続行 をクリックします。
 ※日本では免許証で本人確認しましたが
  今回はパスポートです。

(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_134923.jpg


6.送金目的 をリストから選びます。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_134948.jpg


7.国籍、雇用状況をリストから選びます。
 ※雇用状況は一番近そうなものを選びました。
確認して実行 をクリックします。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_135048.jpg


8.日本のパスポートを用意して
Start をクリックします。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_135115.jpg


9.国籍は Japan を選び
本人確認書類は Pasport を選びます。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_135221.jpg


10.スマホのカメラでパスポートの写真を撮り
画像をアップロードします。
(ごめんなさい、画像を取り忘れました。)


11.アップロードした画像を確認し、
Confirm をクリックします。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_135350.jpg


12.パスポート情報の確認のため(?)
スマホのカメラから本人の画像認識をします。
Start をクリックします。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_135428.jpg


13.スマホのカメラを指示通りに動かし、
OKになれば以下の画面になります。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_135532.jpg

これで、本人確認が終わりました。

これから指定口座への送金手続きになります。


14.入金方法は、銀行振込での入金を選びます。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_135609.jpg

15.送金先銀行と口座番号が表示されます。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_135624.jpg

すぐにマレーシアの銀行から
TransferWiseが指定する銀行口座へ送金します。

そして、送金しました をクリックします。
(ごめんなさい、画像がありません。)
 ※マレーシアからの送金では、
  送金手数料を含めた金額しか選べません。


16.取引内容、日本での受取額、
受取予定日を確認しましょう。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_140953.jpg Screenshot_20191120_141009.jpg Screenshot_20191120_141032.jpg


以上が、送金手続きになります。


トランスファーワイズの口座開設は

  →TransferWiseからできます。

 ダウンロード.png


【TransferWiseの二段階認証】
以下の手順で利用できます。

1.TransferWiseのアプリにログインし
設定 を選びます。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_141405.jpg

2.二段階認証 を選びます。
 ※現在無効
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_141412.jpg

3.次の画面で、バーを動かします。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_141458.jpg

4.スマホに届いたパスコードを入力します。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_141557.jpg

5.自分のケイタイなので
はい を選びます。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_141611.jpg

6.設定に戻ると、二段階認証が
有効になっていることが確認できます。
(下の画像:クリックすると拡大)

Screenshot_20191120_141654.jpg


以上です。
これでTransferWiseでの取引が
さらに安全になります。

わたしとしては少額の送金、たとえば
日本のクレジットカードを使いすぎたときなどに
大変便利になりました。
 ※以前は、マレーシアの銀行での海外送金手数料
  円への両替コスト(ソニー銀行へは米ドル送金)
  中継銀行手数料(円送金なら6,000円)がかかり
  簡単には利用できませんでした。


このブログを読む方に役だつならうれしく思います。




TransferWiseでマレーシアから日本へ送金できるようになりました。

最近、トランスファーワイズ(TransferWise)を使って
マレーシアから日本などへ
海外送金できるようになりました。

TransferWiseのサイトで

TWfromMalaysia1.png

 ・送金通貨 マレーシアリンギット
 ・受取通貨 
を選んで、
 ・送金額3万リンギットまで
を入力することができます。

つまり、マレーシアから日本へ
海外送金できるようになりました。
(最近まで、日本からマレーシアに送金できても
 マレーシアからは海外送金できませんでした。)

では、トランスファーワイズ(TransferWise)を利用した
マレーシアから日本への海外送金は
どのくらいお得なのでしょうか。

 
〔両替コスト〕
ゼロ

〔送金手数料〕
金額によらず(RM2,000以上なら)
1.2%で収まるようです。
 ※送金するタイミングで変動します。
〔銀行との比較〕
マレーシアのローカル銀行でも
 ・金額にかかわらず海外送金手数料RM20~30
 ・円への両替コスト1.5%
 ・中継銀行手数料6,000円
 がかかります。
💦

〔送金にかかる日数〕
入金と本人確認ができれば
翌営業日の朝に届きました。
(サイトでは3,4日と表示されます。)

〔送金限度額〕
1万リンギットまで


日本に加えマレーシアから送金できる国は
以下の通りです。(2019/11/19現在)

〔北米〕
カナダ、 アメリカ、

〔中南米〕
アルゼンチン、 ブラジル、 チリ、
コスタリカ、 メキシコ、 ペルー、
ウルグアイ、

〔アジア〕
アラブ首長国連邦、 バングラディシュ、 香港、
インドネシア、 インド、 日本、 韓国、
スリランカ、 ネパール 、フィリピン、
シンガポール、 タイ、 トルコ、 ベトナム、

〔ヨーロッパ〕
ユーロ圏、 イギリス、 ブルガリア、 スイス、
チェコ、 デンマーク、 グルジア、 クロアチア、
ハンガリー、 ノルウェー、 ポーランド、 
ルーマニア、 ロシア、 スウェーデン、 
ウクライナ、

〔アフリカ〕
エジプト、 ガーナ、 ケニア、 モロッコ、
ナイジェリア、 タンザニア、 ウガンダ、
西アフリカ・CFAフラン諸国、 南アフリカ、

〔オセアニア〕
オーストラリア、ニュージーランド、


トランスファーワイズの口座開設は

  →トランスファーワイズ(TransferWise) からできます。


〔参考情報〕
日本でも来年の夏にはボーダレス口座が
利用できるようになる予定です。
日本にも住所のある人は
さまざまな便利な利用方法が生まれます。
 関連情報
 トランスファーワイズ(TransferWise)のボーダレス口座は2020年夏の予定

CIMB銀行、HSBC銀行の両替レート改悪!

最近、日本からの送金は
 ・クレジットカードの海外キャッシング
 ・TransferWise
を使っていたので気づくのが遅れましたが

CIMB銀行の円リンギット両替レートを調べると
片道2.9%と、
以前の1.5%の2倍近くへと
大幅に改悪されています。💦
(下の画像:クリックすると拡大)

  CIMB30180120.png

 両替コストの計算式=
(sellingTT-BuyingTT)/(sellingTT+BuyingTT)
 ※現在のCIMB銀行のレート
   →Rates & Charges - CIMB Bank


ちなみにHSBCも
同様な値幅となっています。
 ※2018/1/18→fcy_rates.pdf
 ※HSBC銀行は、ログイン後に
  現在の両替レートを確認できます。


〔参考情報〕
Maybankは、2018/1/19現在も
1.5%程度の両替コストです。
(下の画像は2018/1/19のレート)

 maybank20180120.png

 ※現在のMaybankの両替レート
   →Foreign Exchange Counter Rates

 
そして、円だけでなく
米ドルなど他の通貨からの
リンギットへの両替コストも
同様に引き上げられています。💨

たいていの銀行には
まとまった金額を両替をするときには
優遇レートがあります。
(それでも両替コスト1%〜?)
 参考情報
 シティバンクの円建て送金とCIMBでのおとくな両替

しかし、優遇レートを適用するには
 ・銀行窓口まででかける必要
があります。

そして、日本から銀行送金すると
 ・日本の銀行で支払う海外送金手数料
   (ソニー銀行以外から円建て送金すると
     +中継銀行手数料6,000円)
 ・マレーシアの銀行の受取銀行手数料
が、別途かかります。

ですから、日本での
若干の国内送金手数料の負担はあっても
(たいていの銀行は、月1,2回国内送金手数料無料の優遇あり)
TransferWise1%の送金手数料を
負担するだけの方が

 ・生活費や年金などの日本からの少額の送金

だけでなく

 ・100万円以上の送金でも
   100万円未満の金額に分割した送金

がお得になります。
 参考情報
 日本からの年金や生活費、まとまった金額の受取にはTransferWise! 

そして、銀行窓口やATMまで
出かける必要もありません。


CIMB銀行では、一部のカードを利用した
ATMでの海外キャッシング
割高な両替レートが始まっています。
 参考情報
 クレジットカードの海外キャッシング 割高な両替レートに注意!

CIMB銀行だけでなく、他の銀行もいずれ
さまざまな手数料を引き上げるでしょう。

だんだん世知辛い世の中になってきました。




MM2Hビザ10年の更新手続きとCIMB銀行の旧口座

マレーシア・マイ・セカンドホームビザが
数ヶ月でそろそろ10年になるので
更新してきました。

いつもあまり働かないマレー人を見るのですが
プトラジャヤのMM2Hセンター(イミグレ)は
たいへんな混雑で、職員は昼食も
あわてて取るぐらいの大忙しでした。
※1/15にビザ取得がOKか電話で問い合わせても
 つながりませんでした。
 書類の手違いによる用事もあったので
 1/15に窓口まで出かけて確認し
 1/18日に再度窓口まで出かけました。


朝10時半ころでも
すでに40人以上が並んでいたので
可能なら、
朝早めに出かけることをすすめます。


マレーシアマイセカンドホームビザ
 ・個人申請の手続き
また
 ・CIMB銀行のビザ用定期預金が
   旧口座番号のままの人の対応
についてまとめます。


MM2Hセンターのホームページを見ると
 →APPLY FOR RENEWAL
さまざまな説明があります。
(以下の画像:クリックすると拡大)

 imigration.png
 ※2018/1/19現在更新されていますが、
  昨年に確認したときは資産証明まで求めていました。


しかし、実際に手続きした人に聞いたり
10年前のビザ申請時にお世話になった
エージェントのりかさんにたずねると

個人申請ができるとのことです。

それで、まずプトラジャヤの
MM2Hセンター(10階)へ出かけました。
 →場所(IMMIGRATION UNITのタブ)
  ※国際会議場の南あたり

窓口でたずねると
必要な書類は以下の通りでした。
(以下の画像:クリックすると拡大)

 IMG_0073.jpg

そして、
5.の収入証明に関しては
ビザ取得時の定期預金証書があれば
必要ないとのことです。

さて、
 ・適当にカバーレターを書き
 ・書類を用意して
MM2Hセンターとイミグレに行きました。

まず、カバーレターの書き直しが必要でした。
たまたまエージェントのりかさんがおられたので
助けてもらい、手書きで作り直ししました。

必要な部分は
 ・宛名
  (下の銀行証明の様式を参照)
 ・更新の希望
 ・申請者(及び配偶者)の
   住所・氏名とパスポート番号・サイン   
です。
(個人申請する人は、前もって
 きっちり作成しておきましょう。)


次の問題は、CIMBの定期預金が
旧口座番号のまま
です。

それでイミグレの担当者に
以下の様式を教えてもらいました。
(以下の画像:クリックすると拡大)

IMG_20180119_0001.jpg


IMG_20180119_0002.jpg

この様式をもとに
CIMB銀行の担当者には
以下のコンファメーションレターを
作成してもらいました。
 ※新旧のパスポートを持参しました。
(以下の画像:クリックすると拡大)

 IMG_20180119_0003.jpg

旧口座のままの定期預金証書に加え

現在の残高明細を受け取り
(以下の画像:クリックすると拡大)

 IMG_20180119_0004.jpg
 ※以前に自動車の購入のため
  6万リンギットを引出しています。


申請書類に添付ました。

そのほか、
健康診断書Uを
MM2Hセンターのホームページ
APPLY FOR RENEWALから
ダウンロードして
 →Medical Report of Applicant Form RB II (PDF)
印刷し、近くのクリニックで健康診断書を作りました。

これで申請書類は完成です。
(コピーも取りました。)

なお、MM2Hセンター窓口では
 ・医療保険の明細
 ・資産を証明する他の銀行残高
は必要ないとのことでした。

ちょと手間がかかり、
手違いもありましたが
1/4に申請し
1/17の予定日より1日遅れの1/18に
ビザを更新でき、
新しいレターも受け取りました。

〔費用について〕
一人1年間90リンギットなので
 ・夫婦で年180RM
 ・現在のパスポートの残存機関7年のため
合計1,260RMを窓口で支払いました。

プトラジャヤまで出かけることができるなら
自分で手続きすることは
それほど難しくありませんでした。


【残る問題】
一時帰国して試したら
CIMB銀行にログインできました。

そういえば、使えないと思い
日本からはここ1年程度HSBCばかり使っていました。
少し前からでも
日本から利用できるようになっていたのかもしれません。

お騒がせしました。

日本では、以前からずっと
CIMBのウェブサイトにログインできません。❗
 ※マレーシのほかにはシンガポール、
  インドネシア、タイからのみ
  ログインできると表示されます。

これでは、投資用の銀行としては
利用できません。💦

CIMBの担当者に聞くと
 ・CIMBクリックのアプリを使う。
  (マレーシアのみインストール可能?)
 ・すべての預金を新しい口座番号に更新する。
  (MM2Hセンターでレターを書いてもらい
   現在のビザ用定期預金を一度解約→組直しが必要?)
などと言われます。
 
現在までCIMB銀行は
 ・ビザ用定期
 ・日常の必要
  (HSBCから手数料0.1リンギットで送金)
だけにに利用していました。

今度日本に一時帰国したら
現在もログインできないか確認し
どうしたら日本からでも利用できるか
解決に挑戦します。


以上です。



タグ:MM2H CIMB

日本からの年金や生活費、まとまった金額の受取にはTransferWise!

マレーシアに銀行口座があるなら
日本からの海外送金には
→<トランスファーワイズ(TransferWise)
一番お得です。
 関連情報 TransferWiseの利用

 
  →日本語のカスタマーサポート

というのは
トランスファーワイズ(TransferWise)を利用すると
 
 ・円をマレーシアリンギットに
   両替するコストゼロ

 ・送金手数料
   送金額の1%のみ
 
 ・お金を受け取るのに
   銀行窓口やATMまで出かける必要がない。


 ・受取銀行手数料がかからない。
   (一般的な銀行受取銀行手数料は
    15リンギット程度)

 ・わたしは、TransferWiseに
   申し込むのに必要な
   ・マイナンバー通知票
   ・日本での郵便物の受取住所
  がある。
   からです。
〔参考情報〕
海外在住でマイナンバーがない人でも
 ・免許証などの本人確認書類

 ・その住所で郵便物を受け取って
   届いたパスワードを教えてくれる人がいる
なら、TrabsferWiseを利用できます。
 関連情報 TransferWiseの実際的な使い方
  ※質問2と回答を参照


トランスファーワイズの口座開設は

  →トランスファーワイズ(TransferWise)からできます。

〔これまでの日本からの送金方法〕
円をリンギットに両替するコストや
海外送金手数料を節約するため
以下の方法を利用していました。

〇年金、生活費などの少額の受取り
クレジットカードの海外キャッシングと繰上返済
 関連情報 クレジットカードの海外キャッシング
そのほか、FSAなど 関連情報 FSAの利用

〇まとまった金額
 ・ソニー銀行などからの円建て送金、そして
   マレーシアの銀行の優遇レートでリンギットに両替
    関連 円建て送金
     ※ソニー銀行なら、UFJ銀行を経由するため
      中継銀行手数料6,000円がかかりません。

 ・YJFX!で円を米ドルに替えてSMBC信託銀行から
   マレーシアの銀行の米ドル口座へ米ドル送金し
   優遇レートでリンギットに両替
    関連情報
    シティバンクの円建て送金とCIMBでのおとくな両替    
    海外在住者の日本の年金受取り


〔TransferWiseをすすめる理由〕

〇少額の場合


1.ATMで現金を引き出す手間と危険
現金を引き出したら
すぐに預金機から預け入れますが
ATM近辺で現金を扱うのは
気持ちの良いものではありません。
(ガードマンが常駐する支店ならまし)

2.海外での不正利用が多いためか
クレジットカード会社が
ひんぱんに取引を制限
します。
 ※その例:1日5回まで利用できるはずなのに
    3回目からはできない。

たしかに、カード会社に電話連絡すれば解決します。
しかし、ATMの近くから日本へ電話して
カード番号などをスマホへ入力し
事情を説明するのは面倒です。

3.クレジットカードや
ATMの持ち主(銀行)によっては
割高な両替レートが適用される。
 関連情報
 クレジットカードの海外キャッシング 割高な両替レートに注意!

4.VISAの両替レートはすこし割高(0.5〜1%程度)で
TransferWiseの送金手数料程度になることがあります。
 ※Masterなら少しお得ですが、3.の事例のように
  ATMによっては割高なレートになることがあります。
 参考情報
 クレジットカードの海外ヘビーユーザーはVISAよりMasterがお得!
 
まとまった金額の場合
銀行窓口で優遇レートを適用しても
両替コストは1〜1.5%かかります。
(通常は2%程度)
これなら
TransferWiseの1%の送金手数料と同じかそれ以上です。
(TransferWiseの両替コストはゼロ
 おまけに受取銀行手数料もかかりません。)

そのほか
日本からマレーシアへの円送金では
 ・3,500円〜の海外送金手数料
のほか
 ・円建送金するときの
   中継銀行手数料6,000円
    ※ソニー銀行以外
が、かかってきます。
 関連情報 
 シティバンクの円建て送金とCIMBでのおとくな両替
 ※シティバンクは現在SMBC信託銀行となっています。


このように比較すると

〇年金や生活費の送金なら
トランスファーワイズ(TransferWise)は確実にお得です。

さらに

〇まとまった金額の送金でも
1万リンギットまでの金額に分けて
送金すれば問題ありません。
(1日、1ケ月、年間の送金に回数制限なし)

TransferWiseで送金手続きし
指定口座へ国内送金すると
早ければ翌日登録した銀行に入金されます。

そして、わざわざ銀行窓口やATMまで
出かける必要もありません。
 関連情報 TransferWiseの利用

よってこれからは、
できれば円高の時を見計らって
TransferWiseを利用します。


トランスファーワイズの口座開設は

  →トランスファーワイズ(TransferWise)からできます。

TransferWiseを利用する手続きは簡単です。
以下の情報を参考にしてください。
 関連情報 TransferWiseの海外送金手続き
 TransferWise『予期しない内部エラー』が起きたときの対応

〔注意!〕
日本からの送金では
 ・マイナンバーの登録
 ・登録住所に郵送で届く
   アクティベーションパスワード

が、別途必要です。

 


 日本からマレーシアへのお得な送金方法 FSA ドル建て送金

最近利用している
日本からの送金方法を2つ紹介します。
〔追加情報〕
2016年秋からtransferwiseが
マレーシアへの送金を取扱いを始めました。
着金には1,2営業日かかりますが、
FSAよりさらにお得になります。

お得なポイントは
 1.両替コストはゼロ
 2.送金手数料は送金額の1.5%
   (最低750円)
 3.受取銀行手数料なし
です。

デメリットとしては、
transferwiseでは銀行口座受取になるので
マレーシアに銀行口座がない人は利用できません。
(FSAはCIMB銀行に口座がなくても、
現金〔支店によっては小切手も〕受取れます。)
 参考サイト tranferwise


T.FSA

FSA.jpg

100万円までを
マレーシアリンギットで受取るには
現在一番お得な方法だと思います。

たしかに
もっと送金手数料が安い方法があります。
しかし、
50万円をリンギットに両替するコストも含めると

 ・FSA 海外送金手数料 1,970円
  →円をリンギットに替えるコストは1.3%=6,500円
  合計8,470円💓

 ・楽天銀行 海外送金手数料750円
  →円をリンギットに替えるコストは4%=20,000円💥
  合計20,750円
   ※楽天銀行なら米ドル送金するほうがお得です。

 ・一般銀行
   ○円送金 海外送金手数料 5,000円程度
         +中継銀行手数料6,000円+受取銀行手数料?
    →円→米ドル→リンギットに変える手数料合計1.5%程度=7,500円
   合計18,500円+α(受取銀行手数料)
   ○ドル送金 海外送金手数料 5,000円程度
        +受取銀行手数料?
    →円を米ドル、そしてリンギットに変える手数料合計2.3%=11,500円
   合計16,500円+α(受取銀行手数料)

 ・PayForex 海外送金手数料 無料〜2,100円程度
  →円をリンギットに替えるコストは8%以上?=40,000円〜💦
  合計40,000円

と、ダントツに有利です。😃


〔参考まで〕 円現金の両替との比較
一番お得と言われるミッドバレーのガーデンズに
円現金50万円を持ち込んでも
最低5千円程度の両替コストがかかります。
でも、最近は物騒なので
現金の移動には十分気をつけてください。
(ローカルのたいていの知人は
5千リンギット以上は小切手を使え!
とすすめます。


FSAについての詳しい情報は、
 関連情報 マレーシアへの海外送金でお得で便利なFSA
を、ご覧ください。


以下に簡単に
FSAのお得なポイントを説明します。

その理由1
お得な両替コスト 1.3%程度

これよりお得なのは
 ・ミッドバレーの両替商 約1%
 ・大口優遇レート 約1%
   ※CIMB2万リンギット以上、
    その他の銀行5万リンギット以上(窓口のみ)
くらいです。

その理由2
ネット上の手続きだけで
日本から海外送金でき
たいていの銀行へ
その日のうちに入金されます。🎶

午後2時ころまでにFSAでの送金手続きがすめば
(1)CIMB銀行なら10分程度で受取れます。
   (窓口、口座入金とも)
(2)他の銀行口座へは、
  同じ営業日の午後9時ころに入金されるでしょう。

その理由3
銀行口座がなくても、CIMB銀行窓口で
受取人名の入った小切手(バンクチェック)を受取れます。
現金を持ち歩く危険がないため
まとまった金額の支払いに安全です。💓
 ※小切手発行手数料は6RM

その理由4
10万円までなら日本の免許証などがあれば
FSAに会員登録していなくても
すぐに送金できます。(ゲスト送金)

その理由5
比較的安い海外送金手数料

送金額            送金手数料
1円〜30,000円      790円
30,001円〜50,000円   990円
50,001円〜250,000円  1,470円
250,001円〜1,000,000円 1,970円

デメリットは、
朝一番に送金申込と入金をしても
午後2時過ぎまで入金確認がされないため
提要される両替レートに若干の変動があるくらいです。


 FSAの会員登録は

   →会員登録申込 からできます。


 すぐに10万円までを送金したい人は(ゲスト送金)

   →ゲスト送金申込 からできます。


U.米ドル送金

最近は、円安です。
そして、マレーシアリンギットは
米ドルに対して最近急落しています。
 (下の画像:クリックすると拡大)

MYR.jpg
 →現在のリンギット米ドルレート

よって、毎月の生活費以外は
米ドルのままマレーシアで受取り
そのままマレーシアの銀行に預け
必要に応じてリンギットに換金しています。

〔一番お得な米ドル送金の方法〕

1.マレーシアの銀行に
米ドルセービング口座をつくります。

2.YJFX!を利用して両替コストゼロで
円を米ドルに替えます。

3.シティバンクのマルチマネー口座へ
米ドルのまま出金し
さらにネットバンキングで
マレーシアの米ドルセービング口座へ送金します。

 ※2.3.の参考情報 YJFX!の現受

4.必要に応じて
米ドルをリンギットに替えます。
〔参考情報〕
1.多くのマレーシアの銀行では
米ドルからリンギットへの両替を
ネットバンキングでできます。
 (両替コスト1.5%程度)
2.まとまった金額なら
銀行窓口まで出かけて優遇レートで
リンギットに両替します。
 ※CIMB銀行は2万リンギット以上、
  他の銀行なら5万リンギット以上なら
  優遇レートを提示します。
  (両替コスト1%程度)
 参考情報 シティバンクの円建て送金とCIMBでのおとくな両替
  ※円を米ドルに置き換えて理解してください。


以上、参考になればうれしく思います。





自家用車の購入のため定期預金を解約、そしてローン契約

T.定期預金の解約
〔お断り〕
現在のMM2Hの規約では、不動産購入以外の目的では定期預金の解約はできません。
あくまでも以前のMM2H規約が適用されるビザを持つ人のみに当てはまります。

以前に9万リンギットと6万リンギットに分けたMM2Hの定期預金から
6万リンギットを解約しました。
 関連情報 MM2H定期預金の分割
これがけっこう手間でした。あせあせ(飛び散る汗)

1.自家用車購入代金を全額支払ってから(ローンも可能)
MM2Hセンターへ出向き、支払明細を持参すると
定期預金を解約を許可するレターをもらえます。

自動車ディーラーに手付けを打って購入明細を提出すれば
定期預金を解約できるかと思っていました。
(確か以前そんな話だったと覚えていますが思い違い?)
なんと車の購入代金全額を払った明細を提出しないと
定期預金の解約はできません。(ローン支払でもOK)
MM2H用の定期預金を利用して車の買替えを考えている人は注意して下さい。

2.定期預金解約のためのレター
けっこう手間がかかりました。
まずMM2Hセンターは現プトラジャヤのプレシント5と6の境に移動しています。
プトラジャヤ大通りを南に下り、
国際会議場のT字路を右に曲がってしばらく行くと
右にホテル、左に2つの大きな建物があり、道路わきに近いほうの建物内10階です。
〔余談まで〕
この記事を書くためレターを受取ってから1ヶ月後にサイトを確認すると、
ようやく新しい住所になりました。 → MM2Hのサイト
  ※一番下に新しい住所が書かれています。
それまではずっとKLの住所のままです。失恋

おまけに忙しいのかもしれませんが、
出かける前に何回か電話をしてもつながりません。
何かの休日なのかと思いましたが、
エージェントのりかさんに電話すると
『たぶんやっているでしょう!』とのことです。
それで出かけてみるとちゃんと業務はやっています。

次に、レターは3日後に発送するとのことでしたが、
2週間たっても届きません。
それでなかなかつながらない電話をまた何回かすると
ようやく担当者が出てきて、
「すでに発送していますが、もう一度発送する?」とのことです。
それで「まあ待つか。」と考えたら、なんと翌日レターが届きました。
(発送はわたしが申請してから1週間は経っているはずです。)
ということでMM2Hセンターにレターの発送を依頼したら
1週間後に一度電話することです。
きっとそれから発送するでしょう。

マレーシアののんきなところが好きですが、官公庁までそうでは困ります。失恋


U.自動車ローン
マレーシアにあるお金をかき集める一方、
今回購入する日産ディーラーに相談すると
『MM2Hビザ保有者は4万リンギットまではローンを組める。』
とのことです。
MM2Hビザを持つ人は基本マレーシアで収入が無いのに
タンチョン・モーターは太っ腹です。
  ※その他条件 返済期限3年、年利2.4%

さらに日産の営業所長は
「マレーシアの定期預金は3%の利息が付く、
一方自動車ローンの金利は2.4%なので、
6万リンギットの定期預金が解約してすぐにローンを返済するより
毎月返済するほうがお得です。」とのことです。ムード
(返済は毎月ディーラーまで出向く必要があります。
  マレーシアに不在のときは担当セールスの個人口座へ送金したら
  返済もしてくれますが、信頼できるセールス以外はおすすめできません。)

といったドタバタがあったのち、ようやく自動車が届きました。
購入したのは、日産のグランドリビナです。
Jalan Jalanの情報を調べて韓国車KIAのロンドを比べ、
それぞれを試乗して決めました。

日本ではこのクラスなら2千CC以上の排気量かもしれませんが、
マレーシアでは1.8Lエンジンです。
イポー近くの曲がりくねった高速の上り坂ではちょっと力不足ですが
それ以外はやはり排気量の違いでしょうか
プロデュアのMiveと比べるとゆったりと高速走行でき、荷物もたっぷり積めます。
詳しいことはわかりませんが、ボディ剛性もしっかりしているようで満足です。

マレーシアの日産車は国内メーカーのタンチョン・モーターが生産しています。
機関部品として40%は日本から持ち込んだ部品のノックダウン生産ですが
残りの部品はマレーシア製です。(よって関税はゼロ)
日本生産の車と比較して現在は違いはわかりませんが
長く乗り続けたときの劣化の違いがどうかについては
これから数年マレーシアでがんばれたらまた感想をアップします。わーい(嬉しい顔)



C.I.M.B銀行のネットバンキングでFireFoxが使えない。

2012年6月22日(金曜日)未明から、
突然FireFoxではC.I.M.B銀行のネットバンキングでできません。ふらふら

あまり長い間使えないので、コールセンターに電話すると、
『インターネット・エクスプローラー』でやってみてください、とのこと。
するとちゃんと利用できました。

でも、ネットバンキングで利用できるブラウザに変更があったら
サイトで説明くらいして欲しいです。

まあこれもマレーシア!、です。

HSBCプレミア(マレーシア)の利用とRM投資

少し前の円高時に
  ・マレーシアリンギット投資をする。
  ・日本のHSBCでインターナショナル円キャッシュカードを作る
    (両替コスト1%で大変お得です。)
ということを目的にマレーシアのHSBC銀行に口座を開き、
円高のタイミングで円をリンギットに両替して3%+αの利回りで定期預金ができました。💓

しかし、その後日本からHSBC銀行の撤退が決まり円カードのサービスは5月で終了です。💔

ということで日本のHSBCプレミアを利用できるメリットがなくなり魅力は落ちましたが
  ・もうひとつの銀行口座を持ちたい人
  ・海外投資を考える人
  ・MM2Hの預金をHSBCに預けたい人
に役立つと思い、HSBCプレミアのメリットと注意したい点を以下にまとめます。

1.口座開設条件は支店によってまちまち
すでにMM2Hビザを持っている人は、HSBCブキビンタンへ出かけて口座開設しましょう。

これからMM2Hビザを取るために定期預金する人は問題ありませんが、
支店によってはすでにMM2Hビザを持つ人は口座開設できません。
MM2Hビザを取るときにお世話になったペナンのリカさんに相談したら、
ブキビンタンの支店なら口座開設できるとのことでしたので出かけると
あっさり口座開設できました。
〔追加情報〕
その後、最寄りの店舗の支店長にこの件を話したら
「わたしに言えばすぐにこの支店でも(口座を)作れたのに」
と言われました。
※CIMB銀行のチェックを持参したので換金後定期預金にしました。
マレーシアの銀行はHSBCでもよくわかりません。(^_^;)

以下はマレーシアHSBCの メリット です。

2.20万リンギット以上の残高を維持すれば世界中のHSBCでプレミア待遇

(現地住所やビザの有無など)その国の法律に従う必要がありますが、
世界中のHSBCで銀行口座を開くことができます。
シンガポールや香港のHSBCオフショアでも残高にかかわらず口座を維持できます。

3.マレーシアのクレジットカードを持つことができます。
他の銀行は支払いを保障するために別途定期預金を求めますが、
それがないのはありがたいです。
さまざまなプロモーションをするので役立つ人もいるでしょう。
〔参考〕
クレジットカードの付帯サービスで役立ちそうな例
・シティカード:
KLIAやLcctだけでなく世界のプレミアラウンジが無料で使えます。
シャワーの設備まであるところもあるので旅行が多い人にはうれしいサービスです。
(楽天ゴールドカードなどにもこのサービスが無料で付きます。)
またブキビンタンのレストランにはシティカードのディスカウントをよく見ます。
・伊勢丹、ジャスコ、TESCO、Giant、との提携カード
ポイントサービスなどが充実しています。


次にマレーシアHSBCプレミアの お得でないサービス を上げます。

4.キャッシュカードを使った海外キャッシング
利用手数料1回50RMと割高です。 ※CIMBキャッシュカードは1回10RM
また両替レートはTTSで両替コストを上乗せしたレートです。

5.クレジットカードの海外キャッシング
手数料 利用額の5% 両替レートはMasterのレート(両替コストはなし)

〔参考情報〕4.5.に関しては
日本のクレジットカードでキャッシングするほうがお得です。
 参考情報 クレジットカードの海外キャッシング(別ブログ)

6.HSBCのATMが少ない。
他行のATMを利用すると(1RM程度?の)手数料がかかります。

そんな程度です。

日本のHSBCプレミアが2012年末で終了します。

日本のHSBCプレミアが2012年末で撤退します。
     → HSBC 日本 重要なお知らせ
来年からは一切のサービスがストップします。

ところで、マレーシアでは20万RM以上を預けるとHSBCはプレミア待遇になります。
(MM2Hセカンドホームビザ用定期預金15RMに少し加えればOKです。)

ですから日本から必要なお金を
  ・ネットバンキングを利用し、手数料無料でマレーシアHSBCへ送金
  ・両替コスト1%のHSBCインターナショナル円キャッシュカードを利用
している人もおられるでしょう。

この2つのサービスが来年から利用できなくなります。
HSBCを利用するロングステイヤーは、来年からどのようにして
日本からマレーシアに送金するとよいでしょうか。
〔参考情報〕
 ※公的年金は社会保険庁が送金手数料負担して送金してくれます。
  しかし米ドルへ1円上乗せレートの両替コストをかけた送金でしょう。


毎月の生活費など小額のお金、まとまった金額の送金について
お得で便利な方法をまとめます。

【毎月の生活費など小額の送金】
マレーシアのATMは、1回1,500RM、たいてい1日5回(合計7,500RM)まで利用できます。

1.クレジットカードの海外キャッシング
お金を借りるということが気になる人もいますが、たいていのクレジットカードでは
  ・円をマレーシアリンギットに両替するコストはゼロ
  ・返済日までの年18%の支払利息(1〜2ヶ月分として1.5%〜3%)
で収まります。
海外キャッシング枠の限度までマレーシアのATMでキャッシングするのが
わざわざ高い手数料と手間をかけて海外送金するより簡単でお得です。
  ※海外ショッピング枠は初期設定30万円程度、ショッピング枠とは別
そして、ただしたいていのカードは繰上返済ができます。
キャッシング利用後、DIGIなど安い電話で日本のカード会社に電話して返済額を確認し、日本の銀行のネットバンキングを利用して指定口座へ送金するなら
支払利息を節約できます。また一度返済すると、再度同額まで借り入れできます。
 例:40万円相当分のRMが必要なら、まず20万円分をキャッシングして繰上返済し
    それからまた20万円分をキャッシングするとよいでしょう。

 詳しい情報は → クレジットカードの海外キャッシング をごらんください。

2.りそな銀行VISAデビットカード
年会費が1,000円、りそな銀行の普通預金残高の範囲でVISAデビットカードを利用してマレーシアのATMでキャッシングできます。 ※両替コスト2.5%
  ※楽天銀行、スルガ銀行も同様のカードを発行していますが両替コストなどは割高です。
 詳しい情報は → りそな銀行VISAデビットカード

3.新生銀行カード(両替コスト4%)、
   シティバンクカード(両替コスト約5%、1回210円)など
〔安全について〕
キャッシングするときは銀行支店に設置したATMを利用し、
すぐに横にある現金預金機に預けるのが安全です。ひらめき


【まとまった金額の送金】
日本にも郵便物の届く住所と電話番号があるなら、もう一つ銀行口座を作り
海外送金することをすすめます。
円建て送金は、一度ドルに両替してから送金する手間と費用が節約できるので
おすすめです。RMセービング口座へ送金すると自動的にマレーシアリンギットに
両替されます。(円外貨預金口座があればその口座へ送金することも可能です。)
 ※銀行によっては一定額以上なら両替レートの交渉ができます。
    関連情報 シティバンクの円建て送金とCIMBでのおとくな両替

1.シティバンク 送金手数料4,000円
窓口および郵送手続きで円建て送金ができます。
 (マレーシアのシティバンクへはネット上の指示で円建て送金ができます。)
前もって書類を郵送してもらうことをすすめます。必要事項を記入して返送すると
10日ほどでお金が届きます。
 関連情報 シティバンク:海外送金と円建て海外送金の注意点 

2.新生銀行 送金手数料4,000円
窓口から円建て送金できます。一度送金した先を登録すると
その後は電話での送金指示が可能です。
 関連情報 新生銀行の利用

3.三井住友銀行
   送金手数料3,500円(ネット)、円為替取扱手数料1/20%(最低2,500円)
送金先を登録後、ネットバンキングで送金指示ができます。
詳しくは →外国送金サービス(SMBCダイレクト)  をご覧ください。

4.三菱東京UFJ銀行
   送金手数料3,500円(ネット)、円為替取扱手数料1/20%(最低2,500円)
送金先を登録後、ネット上の手続きで円建て送金できます。
詳しくは → 外国送金 をご覧ください。
※3.4.とも口座開設後の海外送金ネットバンキング申込、送金先登録に時間がかかります。

サイトオーナーは、普段はクレジットカードを利用してキャッシングと繰上返済をし、
まとまったお金は郵送手続きでシティバンクからCIMB銀行の円預金口座へ送金し、
窓口でレート交渉してRMに両替しています。

以上、参考になればうれしく思います。

土日、祝日のVISA両替レートは円安設定?

円マレーシアリンギットのチャートを紹介するコメントがJalanJalanにありました。
 → http://www.junmas.com/index-asiansquare.html
やっと直接円RMレートの過去からの動きを見ることができるようになりました。
ここでさん、ありがとうございます。m(__)m

わたしは毎月の生活費の手当てはVISAカードの海外キャッシングを利用しています。
しかし最近VISAの週末円→RM両替レートはどうも円安に設定されているようです。
  ※お得なクレジットカードの海外キャッシングと繰上返済の利用法は
    → こちら をご覧ください。

さて、2011年9月15日以降、円マレーシアリンギットレートは24円台で推移しています。
そして週明けも24円台を維持しています。
(下にチャートを表示:クリックで拡大)

 RM24.jpg
   → 現在のレート

しかしVISAの基準レートは
  9/15 25.07
  9/16 25.02
  9/17 25.52
  9/18 25.52
  9/19 25.52
  9/20 25.19
  9/21 24.55どんっ(衝撃)
と日本が土日、祝日中は25円台なのに21日から急に24.55円になっています。
  ※ → VISA EXchange Rate
   カードの通貨(円)と両替先通貨(RM)、日付を指定すると確認できます。
    (クレジットカードの海外キャッシングの場合Bank feeはゼロを入力)

1万リンギットを土日、そして週明け21日に両替する場合を比べると
なんと1万円も違ってきます。ひらめき
〔参考〕
1.日本時間午後1時ころにVISAレートが発表されるので、
確認後すぐキャッシングするとVISAには翌日には利用連絡が届き、
たいてい確認したその日のレートが適用されます。
2.マレーシアのATMでは1回の引き出し限度額は1,500RMです。またたいていの
日本のクレジットカードの1日の利用回数は5回までです。
つまり1日7,500RMが引き出しの限度額です。(クレジットカードのキャッシング枠内で)

ということで生活費など数十万円程度のお金をATMからキャッシングするときは、
週中に両替レートを確認してからキャッシングすることをすすめます。わーい(嬉しい顔)

〔注意〕
現金の持ち歩きは物騒なので、現金預金機のあるコーナーを利用し、
ATMから現金を引き出した後は預金口座へ入金することをすすめます。



タグ:visa 両替

住んでいる国から出るときの銀行口座の管理とFAXでの手続き

先日、ある人とこんな話になりました。

『もし何かの事情でマレーシアから退去しなくてはならなくなり、
  銀行口座を解約するための入国も拒否されたらどうしたらよいでしょうか?』
がく〜(落胆した顔)

あってほしくないことですが、絶対ないとは言い切れません。
〔参考情報〕
MM2Hの仮承認レターには『政治的、宗教的活動はできない。』と書かれています。
もし悪意の人からこれらの理由で告発されたら、外国人は強制退去せざるをえず、
再度入国は認められないということもありえます。
(つまり、銀行口座の解約・国外送金のために入国することはできません。)
現在日本はマレーシアにとって最大の資本受入国ですから早々はないでしょうが
マレーシアはなんといってもムスリム国ということを忘れてはいけません。
世界の情勢が変わり、日本とムスリム諸国との関係が悪化する可能性もあります。

それで、わたしは以下のように答えました。

『マレーシア国外からでも電話やメールで連絡を取って、
  書類のやり取りはFAXで口座取引ができる銀行なら大丈夫です。』


ということで、現在取引している銀行の担当者と
海外からでも電話とメール、FAXで取引できるかとたずねることをすすめます。わーい(嬉しい顔)

〔参考情報〕
このような取引はシティやHSBCなど国際展開している金融機関ならたいていOKです。
以前シンガポールの銀行口座を閉鎖したときもシンガポールには一度も行かず
電話とメールで連絡を取り、口座閉鎖の申し込みはFAXで済ませました。

さて、シンガポールの銀行とのやりとりで面白いことがありました。
銀行から届いた書類にサインし、スキャナーで画像にしてメールに添付してはどうか
とたずねると「それでは困る」とのことです。
  ※メール添付したファイルを印刷しても同じですが、直接紙に印刷された文書が必要なのでしょう。

しかしたしの家にはFAXはありません。あせあせ(飛び散る汗)
それで当時はPamFax(現在はサービス停止)というサービスがあったので、
スキャナーで取ったPDFファイルをFAX送信しました。

さて、では今便利なFAXサービスがないかと調べると、
eFAXという会社が見つかりました。

eFAX がどのようなサービスかというと

〔FAX送信〕
メールを送信する感覚で相手にFAXできます。
その流れは
1. 送信用に登録しているメールソフトから宛先に受信者のファックス番号のあとに続けて
  @efaxsend.comと入力します。
例: 日本のFAX番号 03 1234 5678へ送信する場合 81312345678@efaxsend.com
 (国際電話でFAXを送る場合、ダイヤルする時と同様に、国番号”81”、市外局番からゼロをとった”3”の後、
残りのファックス番号を入力)

2. ファックスで送りたいファイルを添付します。
マイクロソフトワードなどで作成した文書でもかまいませんが、
スキャナーで取ったデータなども可能です。 → 我が家のスキャナー付きプリンター
60kbのファイルのFAX送信に148秒(3分足らず)かかりました。
  ※Eメールの本文に記入されたメッセージが、送付状の本文になるので
    仕事に使う人は前もって雛形をつくっておくと良いでしょう。

〔FAX受信〕
送信者が受取人の電話番号にFAXすれば、パソコンのメールアドレスにPDFファイルが届きます。
日本からマレーシアへの送信は、国際電話会社の番号にマレーシアの国番号60、
あとは最初のゼロを取った通常のFAX番号で届きます。
 ※世界46カ国、3,500都市の ファックス番号が利用可能

つまり、
  ・FAX付きプリンター(一般プリンターより割高)が必要ない、紙切れの心配もない。
  ・自分専用のFAX電話番号をもらえる。
  ・メールを受取れるネット環境ならどこでも受信FAXを確認できる。

   (G-mail、Yahoo!メールを利用すれば空港の無料インターネットでも確認可能)
と便利なサービスなのです。揺れるハート

最近も、ちょっとしたことでFAX受信が必要になったのですが、
近くにFAXを持っている知人もいませんし、ビジネスセンターもなくて本当に不便でした。

月1,500円の維持費がかかりますが、必要なときだけ利用すればよいでしょう。わーい(嬉しい顔)
(SOHOなどのかたちで仕事をしている人には、便利なサービスだと思います。)

タグ:FAX

両替商での両替はお得で安全?

2011年6月のパノーラに外貨両替に関する情報が載りました。
両替レートの確認方法を教えてくれるの親切です。
 (以下の画像:クリックすると拡大します。)

 RM.jp.jpg

つまり、
  ・1,000円を出せば34.7RMに両替してくれ、
  ・36.5RMを出せば1,000円に両替してくれます。
     ※両替商は1,000円の売買で1.8RM(36.5-34.7)の利益を得ています。

実はこのレート表から簡単に円⇔RMの両替手数料を計算できます。
  ・片道の手数料は1.8÷2=0.9RM ※1.8RMは往復の手数料
  ・売買レートの平均値 35.6RM ※(36.5+34.8)÷2
よって手数料率は 0.9÷35.6÷2≒0.0252 2.5% になります。どんっ(衝撃)

ちなみに、以前ミッドバレーの両替商では円⇔RM両替手数料率は1%程度でした。
つまり、10万円を両替するのにこの表の両替商とミッドバレーでは
約1,500円(≒55RM程度) も違うことになります。
やはりまとまったお金を両替するときは注意が必要です。

さて、両替レートの良い日にミッドバレーの両替商まで出かけるのはけっこう大変です。
また特に両替商からの帰り道は泥棒に気をつけなければなりません。

しかし20万円程度までなら
わざわざ遠くの両替商まで出かけなくても、
日本のクレジットカードを近くのATMで利用すると
お得で簡単にRM現金を手に入れることができます。

【クレジットカードの海外キャシング】
必要なものは、
  ◎繰上返済ができる30万円程度のキャッシング枠のある日本のクレジットカード
     +クレジットカード会社のサイトで利用状況を確認できること
 ○ネットバンキングで国内送金できるネット銀行と預金
だけです。わーい(嬉しい顔)
またすぐに預金したいならマレーシアの銀行キャッシュカードも用意してください。
  ※安全のため現金自動預金機もある銀行支店に設置されたATMをすすめます。

〔お得なポイント〕
1.両替手数料がかかりません。
2.キャッシング1回210円の手数料、さらに返済日までの金利ですみます。
   (借入金利は年18%ですが20万円1日の借入れ利息はわずか98円)

両替商なら20万円だと2,000〜5,000円かかる手数料を
クレジットカード会社へ数日内に返済すれば
千数百円に抑えることができます。
(内訳 : 利用手数料210円×5回、日本への電話代、ネット銀行送金手数料)

そして、気になる両替レートもネット上で簡単に調べられます。
   →VISAの両替レート       →Masterの両替レート
    ※マレーシアでは日本時間の昼過ぎにその日の両替レートが公表されます。   
    ※※手数料率はゼロで計算してください。

その方法について以下にまとめます。

【クレジットカードを利用した海外キャッシング方法】
1.預金口座を持つマレーシアの銀行支店にあるATMに
   ・(十分なキャッシング枠の)クレジットカード
   ・預け入れる銀行のキャッシュカード
 を持参します。
   ※CIMB銀行、RHB銀行などキャッシング回数に制限のない銀行ATMをすすめます。
     残念ながらメイバンクのATMではキャシング回数は1回だけです。
2.1回1,500RM以内で必要な金額をクレジットカードでキャッシングします。
    ※1回210円の手数料負担を少なくするため
     またたいていのATMの1回のキャッシング限度額は1,500RMです。
     そのほか日本のクレジットカードのキャッシング回数にも制限があります。
3.預金する銀行のキャッシングカードを利用して、引出した現金を支店内にある
 現金預金専用のATMから預金します。
4.翌日くらいにクレジット会社のサイトにログインして利用明細があることを確認し、
 日本のクレジットカード会社へ電話して希望する支払日までの金利込み支払額を
 教えてもらいます。
    ※スカイプアウトやDIGIのケイタイなら通話料金がお得ですし、 
     電話番号を登録しておくと今後電話するときにも便利です。
5.ネットバンキングができる日本の銀行から指定日に入金されるよう送金します。
    ※今後も利用するなら送金先を登録しておきましょう。
      住信SBIネット銀行なら月5回まで送金手数料がかかりません。   

シティバンクや新生銀行などのキャッシュカードと比べて4.5.の手間が加わりますが、
すっとお得にマレーシアリンギット現金が手に入ります。

くわしくは、別ブログ クレジットカードの海外キャッシング をご覧ください。

【マレーシアから海外旅行に出かける人へ】
パノーラに以下の情報がありますが、タイバーツやシンガポールドル、香港ドル以外の
現両替手数料はけっこう高いといえます。
 (下の画像:クリックすると拡大します。)

 exchange.jpg
  
ところで上に紹介した方法は、
利用するカード(VISAやMaster)が利用できるATMがあるならどこの国でも利用できます。わーい(嬉しい顔)
目的地の空港かKLIA、いや現地の両替商のどちらがお得かと気をもむより
その国に到着してすぐに必要な交通費などの現金を前もって用意したら、
あとは必要に応じて海外キャッシングするほうがたいてい相当お得になります。

〔お断り〕
タイなど現地ATM手数料が別途1回400-500円程度かかる国があります

CIMB銀行円外貨預金口座のINACTIVE解除など

CIMB銀行の円預金口座は
6ヶ月以上引出しがないとINACTIVEになります。

INACTIVEを解除せずに円送金をするとなかなか入金されません。あせあせ(飛び散る汗)
 (わたしの場合円送金した日から入金まで10日かかりました。)

ですから重要なお金を円送金する前に
必ず受取る口座がACTIVEかどうか確認することをすすめます。
口座をACTIVEにするには、(10RMでも良いので)円預金から引き出してください。
それでINACTIVEが解除されます。


今回CIMB銀行でちょっとしたトラブルがあったので、いきさつをまとめます。

ある日、CIMB銀行の本社(?)から電話があり、
  ・プレミア口座の案内
  ・円預金口座を長期間使っていない
ので一度支店まで○○さんをたずねてください、と連絡がありました。
〔参考情報〕
毎月の生活費など20万円程度までの必要額なら、クレジットカードの海外キャッシングと
繰上返済を利用するとお得です。
 参考情報 クレジットカードの海外キャッシング

ちょうどカレンシーオンラインから送金する都合があったので、
支店まで出向くと、私が訪問することが連絡されていません。
(受け付けた女性が本社から連絡がないことをぼやいていました。)
  ※こんなことはマレーシアでは良くあります。
とりあえず円口座をACTIVEにするようお願いしました。
 (手続きは済んだとのことでしたが、終わっていませんでした。)

ところが帰宅後CIMBのサイトで確認するとINACTIVEが変わっていません。
まあいいかと気楽に送金手続きをしたのですが、1週間経ってもお金が届きません。ふらふら
カレンシーオンラインに問い合わせてもお金は戻っていないので
入金されずに宙ぶらりんになっているのだろうと考えてしばらく待つことにしました。
すると送金手続き後10日後にやっとCIMB銀行のサイトで入金の確認ができました。

さてもう一度CIMB銀行の窓口まででかけると、
先に手続きをしてくれた人がINACTIVEの解除をできていなかったことがわかりました。
(つまり円預金口座から引出しをしていなかったのです。)
今回は、NISAさんがしっかりと手続きをしてくれました。
(バンダーウタマ支店地上フロアの8番の席に座っているマレー系の女性です。)

マレーシアでは銀行に限らずこんなことは良くありますが、
国際展開している銀行でも間違った返答があったりします。
なんでもそうですが最後はやはり『人』というのが私の考えです。
今後は、この方にお願いしようと決めました。わーい(嬉しい顔)

CIMB銀行のプレミア口座について〕
預入額が20万RMを超えるとプレミアムになれます。
プレミアムのポイントは
  ・決まった一人の担当者がすべて対応
  ・プレミア顧客専用駐車場を利用できる
  ・KLIA出発フロアにあるCIMB支店ラウンジ、インターネットを利用できる
といったところです。
ただし、20万RMを下回ったまま放置すると
ペナルティとして月200RM(?)が差し引かれます。

わたしとしては魅力がないわけではありませんが、
  ・わたしの希望する取引ではNISAさんが十分信頼できる
  ・来年に車を購入するため6万RMの預金を解約する予定
    (以前のMM2Hビザではこの条件が適用)
なので今回は申し込みませんでした。
しかし預金額に余裕のある方は、利用されると良いかもしれません。
(気が合わないなら担当者を変えることも可能かもしれません。)

SBIレミットを利用したマレーシアへの送金

SBIレミット(ソフトバンク関係)が新しい海外送金サービスを始めました。exclamation
 (1回の送金限度額80万円、一ヶ月150万円まで)

サービスのポイントは 
  ・銀行口座がなくてもメイバンクの支店など現金を受取れる
  ・日本から本人あて送金ができる
  ・お得な外貨両替手数料
    SBIでは1%の手数料で米ドル、メイバンクでは1.5%程度(?)でRMへ
  ・海外送金手数料は、880円〜3,980円
  ・その他手数料がかからない ※銀行からの海外送金比較
といったところです。
詳しい情報は、
    → SBIレミット(+マネーグラム)の海外送金 をご覧ください。


マレーシアでの生活に当てはめて便利だと思う点は

1.銀行口座がなくても受取れる
マレーシアでは、就労ビザやMM2Hビザがないと銀行口座を作れません。
その場合、日本のクレジットカードで支払えないまとまった支払うには、
円現金を両替商でマレーシアリンギットに両替する必要があります。
しかしSBIレミットを利用すれば、円現金を持って両替商まで出かける必要はありません。
近くの受渡場所(メイバンク支店など)でRM現金を受取れます。揺れるハート

2.本人あて送金ができる。 (申込時に日本に住所が必要)
マレーシアに居ながら、ネットを利用して日本からの送金指示ができます。ムード

3.お得な外貨両替手数料
銀行口座があっても一般的な両替商よりお得な外貨両替手数料(約2.5%)ですから、
数十万円程度ならメイバンクなどの受渡場所で現金を受取って
そのままATMから銀行預金口座に入金するとよいでしょう。ひらめき
   ※円建て送金には追加手数料がかかり、レート交渉できる銀行は限られます。
      関連情報 シティバンクの円建て送金とCIMBでのおとくな両替
   ※※日本のカード(スルガ銀行VISAデビットは1.63%+210円+1〜3RM程度)
    を使ったATMキャッシング引出額は一銀行あたりたいてい1,500RMが限度です。
   ※※※交渉すればチェックも作ってくれると思います。

4.お得な海外送金手数料、その他手数料がかからない。
一般的な銀行より確実にお得です。(1回80万円まで、1ヶ月150万円まで)


マレーシアに来てすぐで銀行口座がないときに必要なお金、自動車を買う資金、
生活資金などをマレーシアに居ながら受取るのに便利でしょう。わーい(嬉しい顔)

マレーシアに来る前や、一時帰国したときにSBIレミットに口座を作っておきましょう。
〔注意!〕
口座申込後に佐川急便から届く書類を、申込者本人が確認書類を提示して
受取る必要があります。
タグ:SBIレミット

CIMB銀行の定期預金解約が便利に!

日本の低金利になれた人は、
『短期間でも定期預金にすると利息がもらえる!』
ということを忘れているかもしれません。わーい(嬉しい顔)

マレーシアでは1ヶ月でも年2.75%の金利が付きます。
 (2010年11月 CIMB銀行の例)

 CIMB金利.jpg

1万RMを5ヶ月預けて受取れる利息は、100RMを超えます。揺れるハート

まとまった金額のお金として
  ・何か月分かの生活費をまとめてRMに両替した
  ・数ヶ月先のまとまった支払予定

があるときは、ちょっとした食事に出かけるくらいの利息を受取れます。
〔参考情報〕
中国系マレー人は、旧正月前にまとまったお金が入ることを喜びます。
我が家は大家と交渉して年1回、毎年3月の年1回払いですが、
少し早めの旧正月前に支払うと喜んでくれました。それで、
壊れたドアノブの修理代を負担してくれたり、無償で屋内配線の修理をしてくれました。

しかし、定期預金をするために
  ・銀行窓口まで出かける
  ・小切手をつくるために銀行窓口にでかける
のは面倒です。失恋
 (まとまった金額の現金の持ち歩きは危険です!)

おまけに日常の資金管理に使っているCIMB銀行は、
ネットでできる定期預金は自動継続だけで
満期日に窓口まで出かけて解約する必要がありました。あせあせ(飛び散る汗)
 (満期前でも窓口でレターを書いて手続きを依頼できます。)
  ※他行は自動継続と満期受取りの選択、定期預金自動継続の解除ができると思います。

しかし、さすがに問題と思ったのか、ネット上で簡単に定期の解約ができるようになりました。わーい(嬉しい顔)

【定期預金解約の流れ】

1.CIMB銀行にログインして Manage My Account を選びます。
次に、Account Opening のなかの FD Upliftment/Withdrawal をクリックします。
 (下の画像:クリックすると拡大します。)

 CIMB定期解約1.jpg

2.画面にある定期預金の 口座番号 をクリックします。
 (下の画像:クリックすると拡大します。)

 CIMB定期解約2.jpg

3.内容を確認し、Submit をクリックします。
 (下の画像:クリックすると拡大します。)

 CIMB定期解約3.jpg

これで定期預金の解約ができます。
土日でもすぐに解約した定期預金額がセービング口座に入金されます。

また、CIMB銀行のサイト内で送金先登録ができるので、登録後すぐに送金できます。
小切手を作るために銀行窓口まで出かける必要がなく便利です。ひらめき


ということで、
自動継続の定期預金をいつでもネット上で解約できるようになりました。
(定期預金を解約すると金利はゼロになります。)
参考までにネット上でCIMB銀行で定期預金をする方法をまとめておきます。


【CIMB銀行定期預金をする流れ】

1.CIMB銀行にログインして、
Manage My Account からRMセービング口座の残高を確認します。
 (下の画像:クリックすると拡大します。)
 
 CIMB定期預金1.jpg

次に左にある Account Opening をクリックします。

2.FD Placement をクリックします。
 (下の画像:クリックすると拡大します。)

3.以下の画面で
 (下の画像:クリックすると拡大します。)

  ・Transfer From Account は、セービング口座を選びます。
  ・Fix Diposit Product Type は、Fixt Diposit を選びます。
  ・Tenure(Month)は、月数を選びます。
  ・Interest Paymant Mode では、利息を複利にするか受取るかを選びます。
 (画像では、利息をセービング口座に入金)
  ・Interest Credit Account は受取る口座を指定します。(画像ではセービング口座)
そして、
  ・Declaration の内容を確認(?)して、Accept、そして Submit をクリックします。

すると、セービング口座からにすぐに定期預金した金額が差し引かれ、
定期預金残高は翌営業日以降確認できます。

以上、パソコンの前だけで定期預金や解約ができ、
けっこうなお小遣いがを稼げます。わーい(嬉しい顔)

非居住者は、法人より個人の方が日本の税金がお得!?

マレーシアで生活している人の中には、日本での所得がある人もいるでしょう。
日本在住中なら多くの人は法人化して節税を図りますが、
海外在住になると個人が税金ではお得になる可能性があります。

国税庁のホームページには、No.2872 非居住者等に対する課税のしくみ があり、
その中で

『非居住者についてはその人が国内に恒久的施設を有する場合には、居住者と同様に(一定の所得は源泉徴収の上)申告納税方式を原則としていますが、その他の場合には、原則として源泉徴収のみで課税関係が完結する源泉分離課税方式が基本となっています。』

と、書かれています。
つまり、日本に恒久的施設(=日本に住民票、経営する法人など)が無いなら源泉徴収だけですみ、
源泉徴収されない場合はまったく課税されないことになります。どんっ(衝撃)

〔ご注意〕
1.2010年8月に国税庁の税務相談で確認しましたが、今後判断が変わるかもしれません。
2.金額が大きい場合などは日本の国税庁がマレーシアの税務当局に報告する可能性があります。
その場合、マレーシアでの課税が発生する可能性があります。MM2Hビザを持つ人はマレーシアで働いているわけではありませんが、MM2Hビザへの影響がまったくないと言い切れません。

ということで、
日本から脱出できない人の税負担を考えると単純に喜ぶこともできませんが、(今後の日本が心配)
日本の住民票を抜いてマレーシアに住む、自分と自分の家族の生活を守ることを第一に考える人には、お得で参考になるでしょう。

〔参考情報〕
1.個人名の義賃貸不動産からの収入に源泉徴収がないと、非課税で受取れることになります。
 (税務署に確認していません。)
2.非居住者は、源泉徴収のある所得の還付請求をできません。
3.非居住者の受取る年金は源泉徴収されない、と聞いています。

海外転送サービス比較

最近、ネットを利用していると
『海外転送サービス』をよく見かけるようになりました。
  ※IPアドレスからマレーシアなど海外からアクセスしているのがわかります。

また、ブルックスコーヒーの注文(送料無料)をしてから、
次回から(?)の送料4,600円を節約する方法はないかととも考え
海外転送サービスについて代表的な4社調べてみました。
(それぞれ料金説明のページにリンク)

  ・バゲッジフォワードコム

  ・ダンケダンケコム

  ・海外支援センター 生活支援事業部

  ・転送コム

送料1,000円以下の低料金をを売り物にしている会社もありますが、
その他費用(EMS料金など)を含めると
海外送付(例ブルックス)をするサービスとあまり変わらないかもしれません。

また、重い品物は送料も高くつくので
気に入った梅干や好みのお酒などは
帰国したときや友人にお願いするしかないかもしれません。
(最近は航空会社も手荷物重量制限がうるさくなりました。)失恋
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